神さまの言うとおり~marikoの血管奇形物語~

平成30年3月28日より末梢性動静脈血管奇形と4月16日より甲状腺良性腫瘍のため春日井市から長久手の愛知医大病院に通ってます   

第9話 5.10

第9話 回診は報告電話の後ろから

 

 

「教授回診!?ついに久し振りに偉大な神様降臨してくれるってこと!?」

点滴を入れ替えした5月10日木曜日の朝ナースコールから教授回診放送が流れた

「きゃーマジ偉大な神様降臨だったら今までの苦労の4月の日々が報われる!!」

御飯を食べて髪の毛とかしてじーっとベットの上で待っていたが周りの方々はスタンバイ体勢なのに私のカーテンは一向に動かない

「うそーん放射線科の回診は・・昨日のお話か・・」

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あとで看護師さんに聞いたところ、今いるところが整形外科のため今日は放射線の回診ではないらしい

「仕方ない父ちゃんに電話するか・・・」

点滴ストレッチャーと電話機持って近くのラウンジへ

左手が使えないので右手で操作する

電話かけると昨日テレビで愛知医大の先生が出演していた話を延々と聞かされた

10分くらいしてから後ろからこそっと

「まりこさん、来ましたよ お部屋に行きましょう」

「す、すみません 電話切ってから部屋に行きます」

若手の池田先生だった 父ちゃんにはまた掛け直すことを伝えて回診が始まった

 

「肌の色だいぶいいですね 退院明日を予定してますし1ヶ月分痛み止めを出しておきますよ」

「ありがとうございます」

「6月20日のCTとかで追加治療やれるか検討しますので」

まぁともかく放射線の回診は昨日がスペシャルだったんだなと思うことにしよう

 

昼過ぎに看護師さんから退院の日の日程のヒアリングがあり私はすかさず昼ごはん食べてからを付け加えた

さらに本日夜10時ごろに留置カテーテルの点滴の針を抜きますと通告があった

セブンイレブン代が浮いたので、点滴ストレッチャーと一緒に洗濯に挑戦し始めた

 

「まず洗濯石鹸買ってきて~次に痰を取るティッシュ買ってきて~」

セブンイレブンに降りて会計する訳だが入院して更に点滴ストレッチャーという時の会計は

会社で使ってた長財布と小銭入れより直前にAmazonで買った茶色の二つ折り財布の方が便利いいことに気がついた

左手が塞がっているのに今までと同じ長財布と小銭入れでは会計の時にスムーズに出せないや

プログラミングやタブレットも入院には無力だが長財布のような風水思想も入院には無力である

買い物してから病棟に戻ってコインランドリーに浴衣含めた洗濯物を入れて洗濯スタート

料金は洗濯100円乾燥100円である

テレビカードも買ってないので音楽をたっぷり聞いて待ちぼうけしていたら洗濯は終わった

洗濯物は畳めないのでバッグの近くにしか置けなかった

 

洗濯頑張って夕食の美味しさはひとしおだが問題は10時まで何してるかである

「音楽しかない・・・」

この頃は起き上がるのに調節ベットと柵を駆使してでないと体が起きられず枕元にはiPad Proと使えないウォークマンと恩師からの時計という感じに散らかっていた

またどこからか偉大な神様が降りてきたので会話して時間を潰すことにした

 

「明日退院だね」

「5日間あっという間でしたが、生命保険の証明書って文書管理センターでいいんですか?」

「そうだよ 病院の形式だと3000円の外税だけど生命保険会社の形式だと5000円に外税なんだ 一通ごとにね

それに送料の切手代も別途かかるよ」

「実は共済含めて今年初めから四つの会社で契約してましたが2つの生命保険会社で診断書を書いてもらおうと・・・」

「焦って一気にやらないでも君は色々この先手術多いから一社ずつの診断書でいいんじゃないかな」

「はーい 覚えておきます」

「その上書くのに三週間かかるからスケジュールに気をつけてね」

「ありがとうございます」

 

「6月20日までに咳も治まるといいけど 抗生剤切れてくると咳がぶり返すと思うので肺炎の再発に気をつけてね」

「何かあったら尾張旭クリニックに駆け込みます」

「辛かったね、入院中に咳コンコン・・・肺の中にも魔物がいそうな気がするな」

「魔物!?」

「必ずその魔物と甲状腺くんは退院してから悪さをするはずなので何かあったら駆け込んで欲しい あとは今までかかってた他の二つのクリニックも尾張旭長久手にもってきてね」

 

会話が弾みすぎてふと気がつくと点滴が残りわずかになり看護師さんを呼んで留置カテーテルの点滴の針を抜いてもらった

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しかし廊下で大騒動が起きたために針を抜いてからも12時まで眠れなかったのはいうまでもなかった